">

2.別角度写真・部分写真・現存部材への再マッピング

本ページでは、鹿鳴館の歴史的整合性を検証するために、明治期の写真資料と 3DCGモデリングデータを比較しています。階段・ベランダ・舞踏室など複数の 部位について、写真と線画モデルの一致度を確認し、建築形状の復元精度を評価します。
本章では、それらの比較結果を具体的な画像とともに示します。 「明治時代の写真から鹿鳴館の舞踏室を3DCGで再建したプロセス」
鹿鳴館の写真をソフトウェアに読み込み、写真に合わせて3Dモデリングを行い、 基準となる「マッピングデータ」を作成しています。
下記では、元写真と線画出力したモデリングデータ、レンダリング画像を横一列に並べ、 形状が一致していることを検証しています。

1.元写真

鹿鳴館 一階階段の元写真
正面にあった階段

線画モデリングデータ

一階階段の線画モデリングデータ

2.元写真

鹿鳴館 外観 3DCG復元モデル
階段の親柱と子柱、手すり

線画モデリングデータ

鹿鳴館 外観 3DCG復元ラインモデル

3.元写真

二階ベランダの元写真
二階ベランダ

線画モデリングデータ

二階ベランダの線画モデル

4.元写真

二階ベランダの元写真
二階ベランダ

線画モデリングデータ

二階ベランダの線画モデル

5.元写真

一階階段の元写真
親柱、子柱、側板、手すり

線画モデリングデータ

一階階段の線画モデリングデータ

6.元写真

鹿鳴館 舞踏室の元写真
二階舞踏室

線画モデリングデータ

鹿鳴館 舞踏室 3DCG復元ラインモデル

7.元写真

鹿鳴館 階段 3DCG復元モデル
かね折れ階段

線画モデリングデータ

鹿鳴館 階段 3DCG復元ラインモデル

8.元写真

鹿鳴館 舞踏室 3DCG復元モデル

線画モデリングデータ

鹿鳴館 舞踏室 3DCG復元ラインモデル

モデリングデータの輪郭線が、元写真の柱位置・アーチ形状・手摺の高さと一致していることが確認できます。
この工程により、鹿鳴館の外観寸法を写真から正確に逆算することが可能になります。
元写真3、4については、鹿鳴館時代ではなく華族会館に払い下げられ1898年の改修後の写真と思われます。鹿鳴館には、アーチの支柱部分は鋳造製の黒色で葡萄の葉のモチーフが施されていたと推測されています。(写真にはモチーフが見えません)

◀ トップページに戻る